「海外バイヤー参加の商談会」という条件が効く
公益財団法人かごしま産業支援センターの「がんばる企業の新製品等販路拡大助勢事業」。海外バイヤーが参加する国内商談会・展示会に絞って出展費を補助する設計。海外展開の第一歩として極めて使いやすい。
制度概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度名 | がんばる企業の新製品等販路拡大助勢事業(国内商談会・展示会出展助成) |
| 実施主体 | 公益財団法人かごしま産業支援センター |
| 対象 | 県内に主たる事業所を有し、海外展開を視野に入れた事業を行う中小企業者 |
| 補助率 | 3分の2以内 |
| 上限額 | 50万円以内 |
| 対象経費 | 国内(鹿児島県内を除く)で開催される海外バイヤー参加のBtoB商談会・展示会への参加経費 |
| 開催条件 | 概ね100社以上が出展かつ海外バイヤー参加 |
| 締切 | 令和8年7月31日(金)17時(毎月末締め、翌月上旬審査) |
| 実施期間 | 交付決定日〜令和9年2月末 |
現場の本音
① 「国内(県外)」が肝
鹿児島県内の商談会は対象外。東京・大阪・名古屋等の主要展示会が対象。
典型的な対象イベント:
- 東京ビッグサイトの食品・工芸・機械系展示会
- インテックス大阪の海外バイヤー招聘型商談会
- 幕張メッセのFOODEX、スーパーマーケットトレードショー等
- JETROが関わる海外バイヤー商談会
② 2/3補助 × 50万円 = 実費75万円までカバー
出展ブース料・装飾・搬送・宿泊費・通訳等を2/3まで補助。75万円の実費までは、自己負担25万円で済む計算。
海外バイヤーとの接点を持ちたい鹿児島企業にとっては、年1回は使える使い勝手の良い枠。
③ 毎月末締め・翌月上旬審査というスピード
この設計の意味:
- 年度内は連続的に応募可能: (4月〜7月末まで)
- 予算消化次第早期終了: (早いもの勝ちの側面)
- 6月の展示会に間に合わせるなら5月末までに申請、7月なら6月末までに申請
こんな会社に向いている
- 鹿児島県内の中小企業(食品・農水産加工・工芸・機械部品等)
- 海外展開を視野に入れた事業を行っている(「既に海外市場を想定している」段階)
- 国内で開催される海外バイヤー参加商談会に出展予定
- 新製品・サービスを海外バイヤーに売り込みたい
- 2/3補助率で出展コストを圧縮したい
注意点
- 鹿児島県内の展示会は対象外
- 出展規模「概ね100社以上」の確認が必要
- 予算達成で早期終了の可能性
※本記事の情報は2026年4月24日時点の公開情報に基づきます。最新の公募要領は必ず[かごしま産業支援センター公式ページ](https://www.kisc.or.jp/cat-sangyou/64747/)でご確認ください。